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STELLA KID(ステラキッド)【見学・体験受付中】発達障害と読書のすすめ

こんにちは。
放課後等デイサービス STELLA KID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室です。

今回は「発達障害と読書のすすめ」をテーマとしてお話ししていきたいと思います。

読書の有用性

まずはじめに、障害の有無にかかわらず、読書の有用性について簡単に整理したいと思います。

文字は世界中のほとんどの国で古くから用いられている情報伝達法です。
情報を文字に変換して伝達するため、人の視覚に訴え、記憶にもとどまりやすくなります。
また口頭による情報伝達と異なり、情報を発信する側も伝えたい情報を吟味して、わかりやすく工夫する余地が残されているというのも文字による情報伝達のメリットでしょう。
文字は印刷技術の発展に伴い書物に、そして書物は大量生産されるようになり、より多くの人が同じ情報を共有できるようになりました。

身近なところでは「教科書」がよい例でしょう。
学校に通うお子さんたちは同じ教科書を使い情報を共有し学習をしていくことで、違う学校や地域であっても大差なく同等の学習の機会を得ることができます。

また、娯楽としての有用性も忘れてはなりません。
漫画や情報誌など、読者それぞれの好みにあった書物が手に入ることで、一人ひとりの豊かな時間を確保することもできるでしょう。

このように読書は人々の豊かな生活において、欠かせないものであると言えるでしょう。

発達障害と読書

さて、当教室は「放課後等デイサービス」であることもあり、ここからは「発達障害」を中心に読書についてお話をしていきたいと思います。

読書は発達障害を抱える方々とっても有効な学習法であり、素晴らしい娯楽であることに変わりはありません。
しかし、発達障害を抱えるお子さんと読書結びつけた場合、そのお子さんの特性を理解した上で読書というものを取り扱う必要があると考えます。

現在、発達障害と呼ばれるものは大きく分けて「自閉症スペクトラム(ASD)」「注意欠陥多動性障害(ADHD)」「学習障害(LD)」の3つのタイプに分類されます。
各発達障害にはそれぞれ読書にあたる上での特性と配慮する点がありますのでご紹介します。

【自閉症スペクトラム(ASD)の場合】
自閉症スペクトラムのお子さんは他の発達障害と比べると読書に対しての抵抗感も少なく、集中して黙々と読書をするお子さんもいます。文字や漢字が好きなお子さんも多く、難しい本も小さいうちから読もうとするお子さんがいます。また、図鑑や電車の本などを好むことが多い傾向にあります。

<配慮すべき点>
・こだわり
自閉症スペクトラムのお子さんは「こだわり」が強いことも多く、ただひたすらに何度も何度も同じ本を繰り返し読み続けることがあります。
教育的な観点から「いろいろな本を読ませてあげたい」「幅広く、バランスよく本を読んでほしい」と思いがちですが、このこだわり行動はお子さんの特性であり、無理に軌道修正を行おうとすると、かえって読書からお子さんを離してしまう原因ともなります
まずはお子さんが読書に前向きな姿勢をたくさん褒めてあげてください
そしてその分野を伸ばしてあげる気持ちで向き合ってあげてください

・気持ちを察することが苦手
また、「人の気持ちを察することが苦手(他者を自分に置き換えることが苦手)」という傾向も、自閉症スペクトラムの特性です。
物語を読む場合、登場人物の気持ちの変化などをうまく察することができない場面が出てきます。周りの人からすると「何を見当違いなことを言っているのだろう?」と首を傾げてしまう部分もありますが、そこを否定してしまうと読書嫌いになってしまう可能性もあります。
保護者や先生など受け止める側はそうした特性をあらかじめ考慮し、どんな意見が出てきても「否定しない」で「〇〇くんはそう思うんだね」と受け止めてあげることが肝心です。

【注意欠陥多動性障害(ADHD)の場合】
注意欠陥多動性障害のお子さんの場合、注意力が散漫で落ち着きのない傾向にあるため、読書を始めても飽きっぽかったり、じっとしていられずに歩き回ってしまう場面がよく見られます。

<配慮すべき点>
・じっとしていることが苦手
注意欠陥多動性障害のお子さんは前述したようにじっとしていることが苦手ですので、読み聞かせなどの場面で「静かに座って本に注目し、お話に耳を傾ける」という一般的なイメージには適応しにくい傾向にあります。
したがって、無理に型にはめようとはせず、合間にストレッチの時間を入れたり、手遊びや歌を歌う時間などを入れると飽きにくく読み聞かせに参加できる可能性があります
高学年など少し年齢が高くなったお子さんでも、延々と読書することは難しいことが多いため、合間に意見交換の時間を設けたりするなど工夫をすると良いでしょう。

・突発性
落ち着いて集中することが難しいのと同時に、突発性があるのも特性の一つです。
具体的には急なおしゃべりが目立ったり、突然大きな声で話し始める突然動き始めるなどで、読書や読み聞かせの場面では周りに迷惑をかけてしまいます。
しかし、その都度注意をしているとせっかくの読書の時間が分断されるばかりか、お子さん自身の失敗体験につながってしまう虞がありますので、あらかじめ「本を読んでいるときはおしゃべりをしない」「お話をしたいときは手を上げてから」などのルールを他のお友達と一緒に共有し、貼り出しておくと良いかもしれません。

・先の見通しを持ちにくい
また、自閉症スペクトラムを抱えるお子さんにも共通することですが、「先の見通しを持ちにくい」という特性もあります。
したがって、仮に読書を続けることが苦痛と感じるような場合には、あらかじめ「◯分までは読書タイム」のように区切りを示しておくことも有効です。その際は時計などを使って示しがちですが、お子さんによっては時計が気になってしまい集中できなくなることもあります。その場合は「◯分になったらアラームがなるよ」といったルールに置き換えても良いですね。

【学習障害(LD)の場合】
学習障害には読み書き障害と呼ばれる「ディスレクシア」書字障害「ディスグラフィア」算数障害「ディスカリキュリア」など、その特性ごとに分類がなされています。
中でもディスレクシアに該当するお子さんは文字を読むことに対する苦手の強いお子さんが多く、読書に取り組むにあたって以下のような配慮を行わないと、読書嫌いになってしまう可能性があります。

<配慮すべき点>
・文字に対する苦手
先にも説明したように学習障害の中でも「ディスレクシア」に該当するお子さんは文字を読むこと、理解することに苦手があります。
したがって同じ読書であっても、挿絵などイラストの多い本の方が、読書に取り組みやすくなります

・年齢相応にこだわらない
「高学年になったら伝記や小説を読ませたい」と思うかもしれませんが、ディスレクシアのお子さんにとって苦手な文字を読むということは、周りの人が思う以上に困難でストレスのかかるものです。
「年齢相応のものを」という気持ちはわかりますが、読書嫌いや活字離れに配慮するのであればディスレクシアのお子さんには年齢にこだわることなく、絵本や挿絵の多い本を勧めて上げた方が良いでしょう

おわりに

いかがでしたでしょうか?
読書は学習の手段として知識を得たり、娯楽として人生を豊かにしてくれるものですが、全ての人が読書によって同じように知識を得たり、娯楽として楽しめるのかというとそうではありません。
今回は発達障害を抱えるお子さんの特性と読書についてを例にお話をさせていただきましたが、私たちは一人ひとり得意不得意や感性の違いを抱えながら生きています。
そうした「違い」に寄り添って初めて「読書」は有効にはたらくのではないかと思います。
お子さんに読書を勧める際には是非一度、「うちの子にはどんな本が向いてるかな?」「どうやって勧めようか?」と考えてみてはいかがでしょうか?

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当教室では
・読み・書き・文章が苦手
・数字・計算・時計が苦手
・宿題の取り組みが困難
・学校に行きたがらない
・進級・進学が不安
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・抽象的な表現が苦手
・不器用
・視線が合わない
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。

※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、児童発達支援事業所と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「放デイ」などの略称で呼ばれる場合もあります。

放課後等デイサービス STELLA KID 鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
https://stellakid.yokohama/
児童発達支援事業所 STELLA KID 鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
https://www.stellakid.com/
一般社団法人KID-Gのホームページはこちら
https://www.kid-g.com/

住所:横浜市旭区白根5−10−1 AOKIYA BLD 302号室
TEL:045-442-3097
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