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STELLA KID(ステラキッド)【見学・体験受付中】発達障害とリフレーミング

こんにちは。
放課後等デイサービスSTELLA KID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室です。

みなさんは『リフレーミング』という言葉を聞いたことがありますか?

この『リフレーミング』。
実は発達障害を抱えるお子さんと関わる保護者様や療育に携わるスタッフなど周囲の大人にとって、とても大切な観点であり、習得すべき技術なのです。
今回はその『リフレーミング』のお話です。

リフレーミングとは

『リフレーミング』とは「re-frame」。
つまり、物事のframe(枠)をre(見直す)行為のことです。

私たちは皆、物心つく以前からの育ってきた環境や経験によって「自分の価値観」というものが培われており、基本的にはその価値観を土台として物事を見聞きしたり、判断しながら過ごしています。

「リフレーミング」とは、そうした個々の価値観による枠組みを取り払い、多角的な視野からその事物を見直すことを言います。

発達障害と二次障害

では、なぜ発達障害のお子さんと関わる保護者様や療育スタッフらに「リフレーミング」が大切と言えるのでしょうか?
それには発達障害の特性とそこから懸念される二次障害について説明しなければなりません。

発達障害とは

発達障害は代表的なものを挙げるとすると

  • 自閉症スペクトラム障害(ASD)
  • 注意欠陥多動性障害(ADHD)
  • 学習障害(LD)

の3つがあります。

発達障害における共通の特性

これら発達障害は、それぞれに特性がありますが、共通する特性として以下のことが挙げられます。

  • 生まれつきの脳の機能の発達に偏りがあるために生じる障害である
  • 障害の有無を見た目で判断することが難しい
  • 得意・不得意の偏りが大きい

発達障害を抱える方は、それぞれの発達特性と、上記の共通特性により、しばしば周囲の人から誤解されることがあります。

例えば学習障害(LD)の場合、学習の一部分において偏りが大きく現れます。
具体的に言うと、学習障害のうちの「読字障害」に該当する場合、「文字を読む」という行為に大きなつまずきがあり、文字の連なり(単語)を認識できず、一文字ずつ読んでしまったり、文字が歪んで見えてしまうなど視覚的な困難さを持つことがあります。
このような偏りを持つ学習障害ですが、共通特性にあるように一見して「障害を抱えている」と判断することは難しく、また読字以外のコミュニケーションや運動能力、計算能力などが高いことも多いというケースも多いことがあります。

すると、
「コミュニケーション能力も高く算数だって得意なのになんで国語ができないの?」
「真面目にやってないんでしょ?」
という誤解が生じやすくなるのです。

二次障害とリフレーミング

こうした誤解を生みやすい発達障害において次に懸念される事項が『二次障害』
そして、この「二次障害」に対する対応策の一つとして期待できるものこそが『リフレーミング』です。

二次障害とは

発達障害における二次障害の主な症状として挙げられるものは、以下のようなものになります。

身体的症状(頭痛、腹痛、食欲不振、チックなど)
精神的な症状(不安、うつ、緊張、興奮しやすさなど)

これらは、不登校やひきこもり、自傷行為などに発展する可能性をもっており、二次的なものとはいえ、楽観視してはいけない発達障害の側面と言えます。

発達障害の多くは、対人的なコミュニケーションの苦手さ、こだわり行動、得意不得意の偏りなどがありますが、上記にもあるように一見して障害の有無を判断することが難しいため、誤解を生みやすいという特徴があります。

これらの特性は訓練により改善されていくものもありますが、先天性のものであるために障害を抱えている本人の意識だけでは改善しにくい(自覚しにくい)ものもあります。
そうした特性が周囲の人に誤解を与え、注意や叱責となることも決して少なくありません。

「先生や先輩・上司から注意された。」
「なぜ注意されたのか自分ではわからない(気づけない)。」
「わかってはいるけど、どうしても直せない。」

発達障害を抱える人にとって、こうした失敗体験の繰り返しは、積み重なることで身体的・精神的症状の原因ともなり『二次障害』へと結びついてしまう危険性があるのです。

リフレーミングとは

二次障害について簡単な説明をさせてもらいました。
発達障害を抱える方が二次障害に結びついてしまう事態を回避するためには、失敗体験を回避することはもちろん大切です。

しかし、それと同じくらい大切なことが、失敗した時にそれを受け止め、それでも「自分は自分らしくていいんだ」と自分を認めてあげる力、自己肯定感を育てることです。
決して失敗を開き直ると言うことではありません。失敗しても「自分にはこんな強みがあるんだ」とくじけない心を持つことが大切なのです。
そのために有効な考え方が『リフレーミング』です。

リフレーミング(実践)


リフレーミングとは決して特別な技術が必要なものではありません。
しかし、物事のframe(枠)をre(見直す)の名前の通り、少しものの見方を変える必要があるため、自分の価値観や固定概念から離れる必要もあり、コツと練習が必要という意味では難しさを感じるかもしれません。

リフレーミングの練習には「リフレーミングワークシート」を用います。

このような「リフレーミングワークシート」に、対象となるお子さんの困っている点や短所と思える点を記入します。
すでに記入されている例のように、短所として取り上げられがちな言葉を右のリフレーミング欄に長所として言い換えます。
保護者様一人で取り組むことも可能ですが、どうしても自分の価値観で物事を捉えやすくなりがちですので、複数人でワークシートに取り組むと様々な視点からの意見を得ることができ効果的です。

「なんだそんなことか?」と呆れるかもしれませんね。

しかし、発達障害を抱えるお子さんの保護者様やお子さんの育ちに関わる方々にとって、お子さんの短所を長所に置き換えるということは簡単なことではありません。

保護者としてお子さんの幸せを願い、育ちを見守る立場にいる以上、

「これは直さなきゃいけない短所だ」
「このままでは大人になった時に困るかもしれない」

うちの子は〇〇が苦手だ」


とお子さんの短所ばかりに目が向いてしまうのは自然なことです。

そこで立ち戻って考えて欲しいのが、先にも述べたように、発達障害を抱えるお子さんはその特徴から誤解を生みやすく、定型発達のお子さんと比較して失敗体験を積み重ねやすいということです。
そして、失敗体験を積み重ねやすい傾向にある発達障害のお子さんにとって、短所や苦手を注意・叱責をされることは必要以上に自信を損ってしまう可能性があります。
そうした自信の喪失体験が積み重なっていくと「自分は頑張ってもダメなんだ」と自身の自己肯定感まで下がってしまい、二次障害に結びついてしまう可能性があるのです。

こうした事態を避けるためにも、お子さんの短所や直した方が好ましい部分を見つけた時に、カッとなってすぐさま叱責したり、改めるように注意をするのではなく、

①一旦深呼吸をし
目を瞑って心を落ち着かせ6秒くらいで人の気持ちは落ち着くと言われています)
③「これは短所かもしれないけど、もっと別の見方はないかな?」
とお子さんをリフレーミングしてみてください。
(※もちろん場合によっては注意が必要なこともありますが)


そして、「あなたは〇〇(短所)なところがあるけど、□□(リフレーミング後)でもあるね。頑張って!」と声をかけてあげてください。
きっとお子さん自身はもちろん、これまで注意していた保護者様自信の心にも余裕と喜びが生まれると思います。

おわりに

少し長くなってしまいましたが、発達障害と二次障害。
そして二次障害を回避するための手段としてのリフレーミングについて、簡単ではありますが説明させていただきましたがいかがだったでしょうか。
ステラキッドではお子さんたちの学習支援や充実した余暇活動を提供しておりますが、活動の中で失敗をしたり、場合によっては注意を受けることもあります。 
しかし、スタッフ一人ひとりが可能な限りお子さんの輪に加わり、課題と向き合うだけでなく、お子さんの長所を見つけ、褒め、自信に繋げられるような関わりを心がけたいと思っております。
また、ご家族と一緒に多角的な視野でお子さんの課題を見つめることで、一人では気付けなかった強みをリフレームできるのでは?と考えております。

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当教室では
・読み・書き・文章が苦手
・数字・計算・時計が苦手
・宿題の取り組みが困難
・学校に行きたがらない
・進級・進学が不安
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・抽象的な表現が苦手
・不器用
・視線が合わない
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。

※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※放課後等デイサービスは、児童発達支援事業所と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「放デイ」などの略称で呼ばれる場合もあります。

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